低血圧は人の体に様々な影響を与えます。そして何が原因かによって起こる症状もいろいろです。そんな低血圧が少しでも改善できる方法をお教えします。
低血圧とは、血圧が正常範囲を大きく下回った状態の事を言い、ただ血圧が低いだけで何ら症状の無いこともあるが、気分が落ち着かなかったり、イライラしたり、頭痛がするなどの症状が訴えられることがあります。ただし「低血圧の人間が朝に弱い」というのは単なる噂に過ぎず、今のところ医学的な定義はなく、原因もはっきりしていないらしい。
血圧は1日の中でも変動しており、体勢でも変化します。例えば横になった後で立ち上がるような運動をすると一時的に低血圧状態になり、1〜2分掛けて徐々に元の血圧に戻ります。この際、「元の血圧に戻るまでかなりの時間がかかる」症状を「起立性低血圧」と呼び、起立時にめまいや頭痛などを伴う場合があります。その他、入浴や食事などによっても一時的に低血圧になったりするが、この際にも同様の症状が現れる場合があります。
低血圧には内臓等に病気があって起こるものと、全く原因が不明で起こるものの2つがあって、後者は全て心身症と診断されます。心身症とはストレスなど精神的なものが関与する病気です。世の中にはストレスに敏感な人と鈍感な人が存在し、特に敏感な人が心身症になりやすいのです。
ストレスを感じていると低血圧が起こりやすいのです。きちんとした食事や軽い運動などしていれば、例えストレスに敏感な人でも低血圧や貧血は治っていきます。
低血圧の人は塩分を摂りすぎても、過剰な塩分を排泄する機能を持っているので、血圧が上がる事はありません。逆に過剰な塩分を排泄する機能の弱い人が血圧が高く、塩分の取りすぎに注意しないといけません。
低血圧の人は体力が不足している場合が多いので、運動をして体力をつける必要があります。また日頃から注意しておきたいのは、着圧のハードなストッキングを履くこと、十分な睡眠をとること、バランスの良い食事をきちんと摂ることです。
低血圧の治療は非薬物療法と薬物療法に分けられますが、どの治療を選択するかは症状ごとに異なります。
生活習慣としては、過労を避け、十分な睡眠をとり、体を冷やさないようにし、規則正しい生活を行うようにします。
そして食事療法としては、水分を十分摂取し、特に合併症等の問題がなければ食塩も多目に摂取してもかまいません。その他たんぱく質、ミネラル、ビタミンに富んだ食事がおすすめです。食事の際コーヒーを1日1〜2杯摂取するのもよいでしょう。
その他起立性低血圧の方なら、めまいや失神発作を予防する為に、睡眠時に頭部をやや高くしたり、弾力ストッキング、弾性腹帯、レオタード等の着用などを試みるようです。
また低血圧の薬物療法には精神安定薬、自律神経調整薬、昇圧薬等が用いられます。
個人で簡単にできる一時的な改善方法としては、もし血圧が下がって気分が悪くなったらポカリスエットを飲んでください。点滴代わりになると思います。